3Dレーザースキャン
鉄筋配筋 点群データ取得
ソリッドモデル

当社開発のシステムでは、3Dモデルを回転させながら任意の断面図・平面図・点間距離の表示が
可能です。
ハンディスキャナで足場の悪いところでも 低地でも 高層階でも
令和の建設のイノベーション
鉄筋配筋は、RC(鉄筋コンクリート)にとって、まさに中心的骨格であり、設計強度を担保するための重要な役割を果たします。鉄筋の一本一本にそれぞれ役割があり、構造物ごとに決められた配筋が計画されます。しかし、最終的にコンクリートで鉄筋が隠されてしまうため、計画通り配筋されているかは、コンクリート打設前に確認を行う必要がありました。
『3D鉄筋配筋モデリングシステム』は、施工現場でハンディ型3Dレーザースキャナで鉄筋配筋を計測し3Dモデル化することで、径やピッチ、本数の差異を確認するなど、計画と現状の配筋を正確に比較することが可能になります。
従来のような写真の調査では部分的な記録のために不正確であったり、打設後の非破壊検査ではコンクリート表面より40cm程度でしか鉄筋位置を知ることが出来ず、計測とは程遠いものでしたが、とうとうイノベーションによって新時代の幕開けです。絶えることのなかった偽装事件等がなくなるでしょう。
○特許登録
特許第6634229号「ハンドヘルド3次元レーザスキャナを用いた配筋モデル作成方法」
3D鉄筋配筋モデリングシステムの特徴
計測時間
現場ではわずかな時間でスキャンが出来ます。
精度
ハンディ型3Dレーザースキャナによって、従来の方法とは一線を画す精緻なデータを取得し、設計図面と差異を確認する等、万全を期して成果品をお届けします。
汎用性
3D点群データからさらに簡易ソリッドモデルを作成することで、計画との比較だけでなく、全貌の把握や任意の断面図の表示など、様々な用途に利用が可能です。
施行に関わるゼネコンをはじめ、施工業者ならびに監督官庁や個人所有者の皆様にとって、建造物の3Dモデルを手元のパソコンで回転させたり、前述のようにして利用することが出来ます。