低コストかつ安全な橋梁調査方法の提案
MOGコンサルタントは長期にわたり、橋梁長寿命化修繕計画に向けた取り組みをしております。
橋梁は高度経済成長期に各地に大量に建設され、すでに50年以上が経過し、老朽化が進行しています。
また、車両の大型化、交通量の増加により、躯体コンクリートの品質劣化や、鋼橋の金属疲労が蓄積したことなどが原因の損傷発生事例が報告されています。
今後、橋梁の長寿命化を図るため、維持管理がますます大切になってまいります。維持管理上、橋梁点検は基本的な作業であり、損傷の種類や状態等、早期発見と適切な補修・補強を行うことで、橋梁の長寿命化が図られます。点検は主として熟練した点検士の目視と打音によって行われ、橋梁点検→診断→措置→記録→点検のサイクルにより長寿命化が可能となります。
その方法として一例をあげるとすれば、橋梁上での特殊車両による、交通規制を行いながらの点検事例や、仮設吊足場工、又は下からの組上げ足場工での事例、加えて、ロープアクセス工法等、多岐による作業が行われていますが、弊社では、橋梁点検車を使用せず、大規模な吊足場も設置しない、また、橋台や上部工躯体に吊金具等を設置し構造物を傷つけることのない、点検士とロープ、ワイヤーに吊り篭だけのシンプルで画期的な方式です。橋梁管理者にも都合の良い方策です。すでに実証実験を終え、各方面より引き合いをいただいているところです。
画期的な手法を用いて!
特許登録 第6189560号「橋梁下面作業方法及び橋梁下面作業用竿」
橋梁下面(スラブ)の調査や補修・補強工事のための画期的な手法の確立と、実証実験を踏まえてここにリリースするものです。以下その流れを紹介いたします。
- 車線規制・・・通行の邪魔
- 仮設足場の組み上げ(吊足場)といった大がかりな仮設工事を全く必要としない
- 上記による危険作業を伴わない
- 大幅なコストの削減
- 大幅な工期の短縮
実証実験を行った模様と成果
写真集(大津川橋)

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プレスリリース